相続とは
相続というのは，被相続人の資産・負債を全て引き継ぐことです。
相続すると，亡くなった人の財産だけでなく，借金等の負債も全て相続人が引き継ぐことになります
したがって，相続は，遺族にとってとても影響力の大きい制度といえます
亡くなられた人に財産（遺産）があれば，遺族同士が財産を巡って骨肉の争いをするのはよくあることです。
しかし、相続について正しい知識があれば、的確な主張をして理不尽な要求を抑えられる場合もあります。
逆に，亡くなった人に財産がなく多額の借金だけしかなかったとしても，そのまま放置してしまうと、遺族は相続によって多額の借金を背負い込むことになりかねません。
この場合、相続放棄等の制度を知っていれば、そうした事態を避けられるはずです。
したがって，相続に関する知識がないまま，何となく相続したり，遺産分割協議に臨んでしまったりするのは賢明ではありません。
相続についてよく知らないでは済まないわけです。
このホームページでは，私がこれまで法律相談で比較的多くお答えしてきた相続に関する質問をもとに，テーマ毎に整理し，一般論をまとめてあります。
必要なテーマのページを読むだけでも，相続について基本的な知識を得られると思います。
相続問題に思いもよやず遭遇してしまった場合はもちろん，そうでない場合にも，ぜひご一読ください。
このホームページでまとめた内容はあくまで一般論です。 具体的な案件についてどうなるのか知りたい場合には弁護士の法律相談をご利用ください。